一般的にカレーは高カロリーな食べ物です。
しかし食べ方さえ間違えなければ、数十種類のスパイスを使って作るカレーは様々なダイエットメリットを期待できるダイエッターの強い味方になってくれます。
料理をしない方でもレトルトカレーを一工夫するだけで立派なダイエットカレーができちゃいます。
カレーダイエットのメリット、デメリットについて、ダイエットの効果を最大限にする方法を追って説明します。
目次
カレーダイエットのメリット
交感神経を活発にし余分な体脂肪を燃やす
カレーのスパイスには交感神経を活発にし、新陳代謝をよくすることで、余分な体脂肪を燃焼する効果があります。
また、朝食にカレーを食べて、交感神経を目覚めさせておけば、昼間の活動時間帯により多くの脂肪燃焼効果が期待できます。
カレーには脳の血流を良くし活性化する作用もあります。
あのイチロー選手も毎朝カレーを食べ、朝一で脳を活性化させるそうです。
リバウンドしにくい身体になる
カレーのスパイスのなかでも特にコショウや唐辛子、しょうが、にんにくなどは血行を良くして、新陳代謝を高める作用があるのでダイエットの敵である”冷え”にも効果的です。
頻繁に食べることで、代謝がよくなりリバウンドしにくい痩せる身体になります。
食べすぎ防止効果
カレーの香辛料には満腹中枢を刺激するスパイスもあり、実は食べすぎを防ぐ効果もあるそうです。
しかしながら、ご飯の盛りすぎには注意が必要ですよ。
白米にアク抜きして細かく刻んだ白滝(面倒なら蒟蒻ライス) を混ぜたり、 お持ちの炊飯器 の機能によっては、白米より食べごたえのある 発芽玄米 がおすすめです。
玄米が苦手な方、特に男性や子供でもカレーとあわせると食べてくれます^^
カレーは色々な食材を使うので栄養バランスの偏りがなくせる
どんな具材でも合うので毎日違う食材を使えば、肥満の原因にもなる”偏食”を防ぐことができます。
また、煮込めば野菜のカサが減りたくさん食べることができます。
本場インドでは毎日違う材料さらには”調合を変えたスパイス”を使ってカレーを作るので、毎回味が違うそうです。
脂肪燃焼効果を促進し運動の効率をアップする
カレーに含まれる香辛料の唐辛子には、カプサイシンという成分が入っています。
そして、このカプサイシンを運動前に摂取すると脂肪燃焼効果をより高めてくれるのです。
ちなみに、コーヒーに含まれるカフェインや、羊肉や牛肉に含まれるL-カルニチンにも運動効率をアップさせる成分が入っています。
ビーフカレーの隠し味にコーヒー粉を入れれば痩せる効果がアップするかもしれません。
カレーダイエットのデメリット
ご飯が進みカレーを食べすぎてしまう。
ついつい早食いしてしまう。
毎日同じカレーを食べ続けると飽きる、栄養が偏る。
カレーダイエットの効果を最大限にする方法
カレーを食べた後に有酸素運動し脂肪燃焼効果をアップする
カレーに含まれる香辛料、唐辛子には、カプサイシンという成分が入っています。
そして、このカプサイシンを運動前に摂取すると脂肪燃焼効果をより高めてくれます。
ダイエット効果を高めると思って、カレーを食べた後にまずは散歩でもしてみましょう。
ちなみに、コーヒーに含まれるカフェインや、羊肉や牛肉に含まれるL-カルニチンにも運動効率をアップさせる効果があります。
毎日の痩せるカレーの食べ方
できれば毎朝、難しければ週に3回~4回カレーを食べる。
ご飯、カレーの量は、120gから150g
ご飯は100%白米よりはこんにゃくライス を混ぜたり、 雑穀米や発芽玄米 ご飯にカレーを合わせる事をお勧めします。
玄米や雑穀米には血糖値の上昇を緩やかにする効果があり、白米に比べダイエット向きです。
頻繁に食べることで代謝がよくなり、リバウンドし辛い痩せる身体になります。
ダイエット効果を最大限にするカレーのポイント(①レトルトカレーの場合)
市販のレトルトカレー(できれば低カロリー)にスパイスをプラスする
料理をする時間がない方は、すでに数種類の香辛料を
混ぜて美味しく仕上がっている市販のミックススパイスを
レトルトカレーに少し加えましょう。
カレー粉:色々なメーカーから「カレー粉 」という総称で大抵販売されています。
ガラムマサラ:カレーの隠し味と言われるミックススパイスです。*主材料はシナモンです。
また以下の単一スパイスを入れるだけでもカレーの風味も代謝もUPします。
家庭にあるものばかりですので試してみて下さい。
*チリペッパーまたはチリパウダー、シナモン、コショウ
生姜、ニンニク、クミン、コリアンダー、ナツメグ、カルダモン、
ターメリック、パプリカ等
ダイエット効果を最大限にするカレーのポイント(市販のルーを使う場合)
市販のルーを使ってカレーを作る
市販のカレールーを使用する場合の作り方は、 いつも通りでOKですが、これをダイエット向きの カレーにするためにはいくつかポイントがあります。
・油分に注意する
市販のルーにはかなりの油と小麦粉が使われています。
カロリー控えめのカレールー を使うか、ルーを少なめにしてスープカレーにしてしまうのがおすすめです。
*市販のカレールーも2種類以上混ぜると深みが増します。
カロリーオフタイプのバーモントカレー とジャワカレーの ブレンドはなかなか美味しかったです^^
もちろん、具材を炒める時に使用する油も控えめにしましょう^^
②ダイエット向きの食材を選ぶ
野菜は好きなものを選んでOKですが、なるべく多種類の野菜を使いましょう。
肉は脂身の少ないものを選びましょう。
カレー材料組み合わせ例
- 野菜カレー(大根、ジャガイモ、人参、インゲンなど)
- ほうれん草とカッテージチーズのカレー
(ほうれん草は茹でてフードプロセッサーにかける) - 海老、いか、ブロッコリーのカレー
- 豆カレー(ヒヨコ豆、大豆、レンズ豆など)
- なす、ピーマン、ズッキーニ、鶏ひき肉のカレー
③生姜やにんにく、スパイスを追加する。
入れすぎは身体に良くありませんが、難易度と同様、適量のスパイスを加えることでよりダイエットの効果があがります。
材料を炒める際に生姜やにんにくを入れて風味、スパイス感をアップさせましょう。
市販のルーは使わず、スパイスを調合してカレーを作る
ルーを使わなくても、スパイスを調合して作る本格手作りカレーは簡単にできるものです。
もちろん、手作りカレーの方が、油の量や好みにあわせた味に調整しやすいのでよりダイエット効果が高いでしょう
まとめ
- カレーダイエットによるメリット
・交感神経を活発にし余分な体脂肪を燃やす
・リバウンドしにくい身体になる
・食べすぎ防止効果がある
・カレーは色々な食材を使うので栄養バランスの偏りがなくせる
・脂肪燃焼効果を促進し運動の効率をアップする - カレーダイエットの効果を最大限にする方法
・カレーを食べた後に有酸素運動し脂肪燃焼効果をアップする
・毎日の痩せるカレーの食べ方 - ダイエット効果を最大限にするカレーのポイント
・ 市販のレトルトカレー(できれば低カロリー)にスパイスをプラスする
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