トゥインキーダイエット(ケーキダイエット)で12kgの減量に成功!?

海外で流行ったダイエットを紹介しています。
今回は、トゥインキーダイエット(ケーキダイエット)です。

 

トゥインキーダイエット(ケーキダイエット)とは?

お察しのとおり、トゥインキーばかりを食べる単品ケーキダイエットです。

 

トゥインキーとは?

クリームが入った小さなスポンジケーキの生菓子です。

1930年代にアメリカのホステス社で開発され、一時期はケーキダイエットが流行るほどポピュラーな商品だったようです。

ただし、近年は消費者の健康志向もあり、トゥインキーは売れ行き不振です。

同社は2012年1月に破産保護申請をしています。

 

財務状況の悪化の直接原因は、原材料の高騰だそうですが、つまりは・・・

現在トゥインキーは入手困難商品です。
当コラムは、あくまでも娯楽のための読み物として引き続きお楽しみ下さい。

 

トゥインキーダイエットとその効果

「ケーキだけ食べてたら太るんじゃない?」

そんな声が聞こえてきそうですが、食べる本数によっては十分痩せられます。

一個あたり150calですので、1日に10本食べたとしても1,500calです。

いくら高カロリーなジャンクフードでも、摂取カロリーを消費カロリー以内におさえてしまえば痩せるものなのです。

 

2010年にカンザス州の栄養学のHaub教授は、この理論の証明のために、自らが被験者となり10週間のトゥインキーダイエットに挑みました。

Haub教授のケーキダイエット実験結果は、見事12kgの減量に成功しました。

 

「減量する場合は、栄養バランスより、カロリー計算(制限)の方が重要である。」

という理論を前提として、Haub教授はあえて栄養学的にアンバランスなケーキダイエット実験を開始しました。

ダイエット前の彼のBMI指数は、肥満と判断される28.8でしたので、標準数値の24.9を目標にダイエットを続けたそうです。

 

 

12kgの減量したHaub教授のダイエット方法とルール

①1日の摂取カロリーは1800cal以内。食事は3時間毎に取る。

ちなみに教授の1日の必要摂取カロリーはおよそ2600calです。

よって、 1800calは彼にとってはかなり少ないエネルギー量ということになります。

カロリー制限優勢理論の証明のため、摂取カロリーが消費カロリーより確実に低くなるようにしたようです。

 

②1800calの内、2/3(1200cal)分はケーキ等のジャンクフードを食べ、残り600cal分はプロテイン、ビタミン剤、野菜類から摂取するようにしました。

飽きがこないよう、ジャンクフードは、ケーキの他、ドリトスなどのスナック菓子、甘いシリアルやオレオも食べたそうです。

また、教授は子供の反面教師にならないように、家族の前では菓子類は避け、野菜を食べるようにしていたそうです。

ただし、サプリや野菜を少々食べたところで所詮付け焼刃であり、多数の栄養素が不足していることに変わりはありません。

 

これで痩せれたとしても不健康極まりないダイエットであることは間違いなさそうです。

しかし、ここからがこの実験の最も興味深いポイントです!

 

ケーキダイエットにより12kgの減量に成功したという驚きの事実を上回る更なるサプライズがあったのです!

 

結局、10週間に及ぶケーキダイエットにより、H教授は、12kgの減量と8.5%の体脂肪率減少に成功しました。

また、BMI指数も”肥満”から”標準”レベルにまで改善しました。

しかし、この実験結果の最も興味深い点は、高カロリーなケーキダイエットで減量できたという点ではありません。

 

ダイエット前と後に行った教授の健康診断結果を比較したところ・・・

10週間に及ぶジャンクばかりの偏食生活にも関わらず、一部の検査数値が改善されるという前代未聞の検査結果となったのです。

 

具体的には、悪玉コレステロール値が20%下がり、善玉コレステロール値は20%上がりました。

また、体脂肪率も33.4%から24.9%に減少、中性脂肪レベルも低下していたのです。

 

「ジャンクフードばかりを食べて中性脂肪レベルやコレステロール値が改善するなんてありえない!」

そう考えていた人も少なくないと思います。

もちろん、健康診断での好結果の理由については、専門家の見解があります。

 

アメリカダイエット協会の見解

健康診断結果 改善の理由

「まず、ダイエット前の教授は、もともと肥満体型でした。
糖尿病や高血圧、成人病などのリスクが、もともと高い”肥満”であること自体がそもそも不健康要因の一つなのです。

しかし彼は、ケーキダイエット実験により肥満という不健康要因を排除しました。

これにより健康レベルが向上する、つまり健診の数値が改善されたとしてもさほど不思議ではないのです。

しかし長期間にわたり偏食ダイエットを行えば、いずれ身体に悪影響を及ぼすでしょう。」

とのコメントでしたが、それなら普通体型や痩せ型の人がケーキダイエットを行った場合は、従来の予想どおり”不健康”になりあまりメリットはないのかもしれません。

 

ちなみに、ダイエット後に教授はCNNインタヴューでこう語っています。

「結局私はケーキダイエットで健康になったのか、不健康になったのか自分でも悩むことろだ。

どちらにしても、まだ結論を出すには情報不足であり、自信を持ってケーキダイエットで健康になれるとは言えない。

もちろん、誰にも私のダイエットを真似して欲しくない。

ただ、このダイエットは不健康であると思うが、検診結果のデータはそうは言っていないのだ。」

 

教授はケーキダイエットが研究段階の途中ということもあり、実行しないよう注意を喚起しています。

しかし、少なくとも教授自身はダイエットに成功しているわけですから、最後の一文がやはり本音であり結局は、ケーキダイエットの利点について提唱したいのかもしれません。

 

偏食ダイエットには反対

ジャンクフード中心の食生活はダイエットの効率を下げる不適当な要因がいくつもあるからです。

ケーキダイエットは、対象者の肥満度に限らず、誰にも勧めるべきダイエットではありません。

 

教授のケーキダイエット実験の記事を読んだ人のなかには、

「痩せて健康になるならジャンクフードは手軽だしいいかも。試してみよう!」
と考えた方も当然いたと思います。

でも、ちょっと待って下さい。

 

ケーキやジャンクフード等の食品は、以下理由によりダイエットに不向きであり、余計に空腹感を感じる辛いダイエットになりかねません!

①油脂や糖類を多量に含むジャンクフードは、食べると脳が快楽物質を出すため更に食欲を刺激し、よけいに食べたくなる。

②ジャンクフードは、油脂や糖類を多量に含む製品が多く、血糖値の急変動を起こしやすい事からより空腹感を感じる。

③同じカロリーでジャンクフードとヘルシーな食事の量を比較した場合、ジャンクフードの方が圧倒的にポーションが少なく満足感も得にくい。

④ジャンクフードばかりではどうしても栄養が偏る。

そうなると、脳は危機感から欠乏した栄養を吸収するため、無駄に飢餓感を感じさせ、とにかく食べさせようとする。

また、各種栄養不足により、免疫力、体力の低下などの体調不良や、髪や爪、肌荒れなどの美容トラブルを引き起こす可能性があり、タンパク質不足は筋力、基礎代謝の低下を招き、痩せにくい体質になる。

いかがでしょう?

わざわざケーキダイエットを選ぶ必要なんてないと思いませんか?

 

ケーキダイエットで、健康になれるなら、バランスよく食べて健康的に減量した方が、よほど良い健診結果が出るはずです。

どうせなら最初から健康的なダイエットをチョイスして超健康体を手に入れた方がお得です。

 

*当該コラムは、 CNN(米国ニュース専門放送局)サイト 及び、米国のダイエットサイト「diets in review」の記事を参考資料として部分翻訳し活用しております。

 

返信を残す

あなたのメールアドレスは公開されません。必須項目は * 印がついています