ダイエットの方法

バイブルダイエット

海外で流行ったダイエットを紹介しています。
今回は、バイブルダイエット(聖書ダイエット)です。

 

バイブルダイエット(聖書ダイエット)とは?

バイブルダイエット(聖書ダイエット)は、旧約聖書のレビ記と申命記(しんめいき)内において、神が”浄化されている”と判断した食べ物だけを食べるというダイエットです。

浄化食物、つまり”食べれるもの”とそうでない食物の判断基準は、食物そのものの栄養価とは関係なく、旧約聖書内での表記によります。

 

バイブルダイエット(聖書ダイエット)で食べられる物と食べられない物

バイブルダイエットでは、主に無添加、非加工のナチュラルフードや赤身肉、新鮮野菜が良いとされています。

もちろんヘルシーだからではなく、聖書に書かれた神の怒りを買わない食べ物だからです。

しかし上記の食物でも、例えば聖書内で”非浄化”とされている豚は赤身でも食べることができません。

他にもダチョウや魚介類のほとんどは食べられません。

また、穀物類は一部をのぞいてほとんど食べれるものがないようです。

 

パスタやパンはイーストが入っているという理由でNG。

とうもろこし、じゃがいもも禁止なので、ホールグレイン(全粒粉・全粒穀物)以外で食べれる炭水化物はあまりないようです。

ただし、普通のパンよりホールグレインの方が健康にもダイエットにも良いです。

その他ファーストフード類は加工されていますので完全にアウトです。

 

バイブルダイエット(聖書ダイエット)のメリット

・このダイエットは、基本的に無添加で非加工のナチュラルフードが主体です。
やり過ぎなければ、そこそこ良いダイエットかもしれません。

・普段ジャンクフードばかり食べている人ならバイブルダイエットの方が遥かにヘルシーな食生活を送れそうです。

・聖書には必ず書かれていると思いますが、クリスチャンは食前にお祈りをし、神に食物の恵みを感謝して食べます。

”感謝して食べる”と社会的満腹感を満たし、食べすぎ防止につながります。

 

バイブルダイエット(聖書ダイエット)のデメリット

・食物の判断基準が”栄養面”ではなく”神”であることから、一部の栄養素が欠乏する可能性があります。

・栄養学の専門家達は、聖書が書かれた時代と現代の食物事情は異なるため情報が古く、これに従い食事をする利点はないと指摘しています。

・尚、ダイエット効果は不明です。
ジャンクフードを食べなくても、食べ過ぎは肥満の素なのです。

・日本人のほとんどは無神論者であり、宗教に関して理解のある人は多くありません。
その中でこのダイエットを実践すると嫌煙される可能性があります。

 

バイブルダイエット(聖書ダイエット)の結論

バイブルダイエットはごく一部ですが、実践しているクリスチャンもいる比較的”普通”のダイエットです。
あまり厳密にやらなければ、危険度は高くないでしょう。

もし、実践するならほどほどに行うようにしましょう。

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